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エッセイ 緑のある暮らし

黙祷、そして蛍

投稿日:8月 6, 2021 更新日:

今朝朝ドラを見ようとテレビをつけるといつもと違う景色。広島の日(原爆記念日というと長崎もあるし、なんとなくこう呼んでいる)であることに気が付く。慌てて娘たちを起こして、黙祷に来るように言っても返事がない。

なんとなくがっかりして式典を見ていると、1分前に娘たちが黙祷をしにくる。案外厳粛な感じでしている背中を見ていたら、なんだかちょっと感動してしまった。日本の平和教育の成果なのか、私の子育ての成果なのか(これは無さそう)わからないけれど、ちゃんと育ってくれているなと、単純ながら思う。

そういえば、今高校生の長女は、東日本大震災の時に段ボールで神棚みたいなものを作り、クレヨンでかみさまと書いていたっけ。当時は、幼稚園生だけれどもそういう気持ちがある子だったなと思い出す。今はすっかり生意気で反抗期真っ盛りだけれども、そういう気持ちがある子だよなと思い出す。

夕方、といっても7時手前、近所の谷津に蛍を見に行く。里山団体の皆さんの努力のおかげか、今年はたくさんの蛍が出ているよう。谷津田や萱野にふわふわと淡い光が飛んでいる。洋服にもついてきそうなくらいたくさんいて現実じゃないみたい。

こんな1日もいいよなと思いつつ帰路についた。ささやかな夏の一頁。

谷津に咲く山百合

-エッセイ, 緑のある暮らし

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